2020.08.15
こんにちは!マスク堂です。
コロナ禍で、感染のリスクがどうのとか、感染者の数が増加したとか・・・とにかく「感染」という言葉を毎日何度も耳にするようになりました。
感染という言葉の意味な知っているけど、詳しいことは・・・という方も多いのではないでしょうか。
今回は、感染について、簡単にご案内いたします。
感染とは、微生物が生体内に侵入することです。
侵入した微生物が、その生体内で定着・増殖し、寄生の状態になった場合を「感染した」と言います。
感染には3つの要素が必要です。
①感染源 感染の原因となった微生物を含むもの
②感染経路 病原体となる微生物が感染源により感受生体に侵入する経路
③感受生体 感染の原因となる微生物が侵入・増殖した生体
この3つの要素のメカニズムは「感染の連鎖」と呼ばれています。
この連鎖を断ち切ることが感染管理の原則です。
感染経路には3種類あります。
①飛沫感染
②空気感染
③接触感染
感染経路についてはマスク堂情報局「8.新型コロナウィルスは空気感染する?」で詳しくご案内しておりますので、ご参照ください。
新型コロナウィルスは「飛沫感染」と「接触感染」だと言われていたのが、最近WHOが「空気感染」の可能性も否定できないという発表をしました。
空気感染と飛沫感染の違いについても、マスク堂情報局「8.新型コロナウィルスは空気感染する?」にご案内しておりますが、空気感染を防ぐためには、マスクの着用や手指の消毒などはもちろんのこと、密閉した空間を作らないことが一番重要とされています。
窓を開けて常に換気をするとか、室内の空気循環を良くするといったことが大切です。
日本人は、マスクを積極的に着用していることがWHOからも高く評価されています。
マスクの着用は、感染経路にかかわらず感染対策として非常に重要なのです。
マスクを着用していても、100%飛沫の飛散を防げるものではありません。
もちろん、100%ウィルスの侵入を防げるものでもありません。
しかし、自分の飛沫を少しでも飛ばさない努力は、とても重要です。
マスクを着用していると、していない時よりもずっと暑く感じます。
口の周りに汗をかき、蒸れたような不快感は大きいです。
新しい生活様式の中でも言われているように、屋外で人と密な状態になることを避けることができる環境であれば、マスクを外すことも熱中症対策としては重要です。
状況を判断しつつ、マスクの着用を心がけ、感染対策を続けましょう!