2020.08.20
こんにちは!マスク堂です。
お盆休みに入る前から、日本全国で新型コロナウィルス感染者数の増加が続いています。
様々な場所でクラスターが発生しています。
「3密」を避けることの重要性も連日言われていますが、実は家庭内こそが3密であるという事実を忘れがちではありませんか?
今回は、家庭内感染について考えてみたいと思います。
改めて「3密」について振り返ってみましょう。
「3密」とは密集・密接・密閉です。
この3つの密が新型コロナウィルスの感染を拡大する可能性が高いということで、「3密を避けましょう」とずっと言われ続けています。
新しい生活様式の中にも取り入れられています。
おそらく、皆さんは、外では十分に気を付けていらっしゃるのだと思います。
ですが、家庭内では、どうでしょうか。
暑い今の時期、エアコンを使用するため、窓は閉められていることでしょう。
1つのテーブルを囲んで食事もすることでしょう。
リビングに集まって、テレビを見たりもするでしょう。
もしも、ご家族の中に一人でも無症状感染者の方がおられたら、たちまちに家族全員に感染してしまうという、とても大きなリスクがあるのです。
山中伸弥教授が新型コロナウィルス情報発信として、エビデンスがあり、正しい可能性が高い情報としてクラスター以外(家庭内など)でも感染すると言っています。
また、同じ情報の中には、咳などの飛沫とドアノブなどを介しての接触で感染するとも、しています。
例え、家の換気に十分に気を付けていたとしても、ドアノブを一人が触るたびに消毒するというような対策をとられている方は少ないと思います。
こんなことをお伝えすると、家族でも一緒に暮らしていられないような気持ちになってしまいますよね。
一体、私たちはどうすれば良いのでしょうか。
一般社団法人日本環境感染学会が発表している家庭内で注意したいことを、ここでもご案内いたします。
※このとりまとめは、ご家族に新型コロナウィルス感染の疑いがある場合とされています。
①部屋を分けましょう。
②マスクをつけましょう。
③こまめに手を洗いましょう。
④換気をしましょう。
⑤手で触れる共有部分を消毒しましょう。
⑥汚れたリネン、衣服を洗濯しましょう。
⑦ごみは密閉して捨てましょう。
発表されたとりまとめの中には「感染者のお世話はできるだけ限られた方で。」という8つめの項目がありますが、今回は家庭内感染をふせぐためというテーマですので、省略させていただきました。
それぞれの項目について、詳細もまとめられています。
上記から、一度、確認してみてください。
小さなお子様と部屋を分けることができないなど、無理なこともあると思います。
けれど、このような対策が家庭内感染を防ぐためには有意義であるということを念頭において、毎日の生活を心がけてみませんか。
新型コロナウィルス関連のニュースは、暗い気持ちになってしまいます。
何をどうすれば良いのか、誰もが分かっていない状況が続いています。
Withコロナの今。それでも前を向いて頑張っていくしかありません。
気持ちが暗くなると免疫力が下がるというような研究もあります。
今、私たちができることを取り入れて、なるべく感染させない努力を全員で続けていくしかないのではないかと思います。
正しくマスクを装着するといったことも、その一つです。
せっかく暑さを我慢してマスクを装着していても、間違った装着方法では、その効果を減少させてしまいます。
詳細は正しいマスクのつけ方をご参照ください。
マスク堂では、少しでも、皆様の生活のお役に立てるような情報をどんどん発信してまいります。
ご意見やご感想など、お聞かせいただけましたら幸いです。