2020.08.27
こんにちは!マスク堂です。
8/24の夕方から、スーパーコンピューター「富岳」が飛沫の拡散状況などを分析したというニュースで持ち切りでした。
ご覧になった方も多くいらっしゃると思います。
今回は、報道の中で、私が一番皆さんにお伝えしたいと思うことをご案内させていただきます。
まだまだ感染者数が増加している今だからこそ、多くの方にお読みいただき、考えていただきたいと思います。
不織布製マスクとウレタン製の布マスク、綿製の布マスクという代表的な一般用マスク3種類で飛沫の飛散状況を比べた画像です。
不織布マスクが、他の2種類のマスクに比べて、明らかにマスクを通り抜ける飛沫の粒子の数が少ないことが分かります。
この画像を見て、皆さんは、どう思いますか?
不織布マスクの場合、他の2種類のマスクと比べると、画像の黄色い飛沫(マスクから漏れ出た飛沫)が多いように思えます。
どうしても、マスクと顔の間に隙間ができてしまうからです。
でも、言葉を換えれば、その隙間さえ極限まで小さくすれば、飛沫は減少させられるということになるのです。
今回の実験の際に、どのようなマスクの着用方法で計測されたかは発表されていませんが、不織布マスクと顔の間にできる隙間をなるべく小さく抑える努力をしてみませんか。
マスク堂では、正しいマスクのつけ方の中で、マスクをつけた最後に隙間チェックをしましょうと推奨しています。
これは本当に大切なことなのです。
もう一度、今回、隙間チェックについてご案内しますので参考にしていただきたいと思います。
①マスクのノーズワイヤーにカーブをつけながら曲げておきます。
緩いカーブを描くようにWの形を意識しながら曲げてください。
よりフィットさせるために、ワイヤー部分だけでなくマスクの繊維も適度に折りましょう。
あまり強く三角を作りすぎると、そこからの漏れにつながりますから注意してください。
プリーツを広げます。
②マスクを顔に当て、ノーズワイヤーを鼻の形に合わせてプリーツを下へ大きく広げます。
③隙間ができないように、マスクの縁を顔に密着させます。
髪の毛や髭はマスクの隙間を作るので挟まないように注意しましょう。
マスク堂では、マスクの正しいつけ方の動画も配信しています。
実際に着用する様子をおさめていますので、分かりやすいと思います。
ご家族の皆さんで一度、確認してみてください。
最初にご案内した通り、今回のポイントは、この隙間チェックです。
マスクを着用したあと、必ずチェックしていただきたいポイントは3点です。
鼻・頬・顎の部分に隙間がないか。
大きな隙間ができていないかを確認してみてください。
今回は、もう一度、マスクの正しいつけ方と隙間ポイントのチェックについてご案内しました。
ご案内の中では省略させていただきましたが、マスクを触る前には、必ず手洗いをすることを習慣づけてください。
手指には見えない菌がたくさん付着しています。
その手でマスクや顔を触ってしまっては飛沫を防ぐ以前の問題となってしまいます。
新型コロナウィルス感染者数がなかなか減少しない今、不安を抱えて生活されている方も多くいらっしゃると思います。
そんな中、私は強く思うのです。
「今できることを!すぐに始められることを!」
マスクを正しく装着すること。
隙間チェックをすること。
今すぐに始めることができます。
どうか、皆さん。
正しくマスクを装着して、少しでも飛沫の拡散を抑える努力をしてください。